江戸川の小松菜力を発信!

島村倉庫のそばにある眞利子遼太郎さんの小松菜畑。そこでは、元気で張りのある小松菜が美しい列をなしてピンと生えていました。ハウスにはとても良い小松菜の香りが漂っていて、なんだかお腹が減ってきます。「江戸川区は小松菜の発祥の地。その歴史は江戸時代まで遡ることができるんですよ」(嶋村)。名付け親はかの徳川八代将軍の吉宗公と言われています。小松川村(江戸川区)に鷹狩りにきた吉宗将軍に、何もお出しするものがなく、地元で採れた葉っぱをすまし汁にしてお出ししたところ、とても美味しいと喜ばれ、名前がなかったその葉っぱに「小松菜」と命名したとか。言うなれば元祖「地域ブランド野菜」なんですね!眞利子さんの小松菜畑も江戸時代から続く農家の一つで、眞利子さんはなんと11代目!先祖からの教えに従い、土に余計なことをしない、シンプルな育て方を守って栽培しています。小松菜は栄養価がとても高く、特にカルシウムはほうれん草の3.5倍、ビタミンAや鉄分などのミネラルも豊富な元気いっぱいの野菜です。味が濃く、しっかりした食感にファンも多い江戸川区の小松菜の魅力を、全国に広めたいと立ち上がった嶋村と、寡黙に美味しい小松菜を作り続ける11代目の眞利子さん。東京都GAPの認証取得の眞利子さんの小松菜を召し上がって、スーパーで日頃食べている小松菜との違いを楽しまれてくださいね。きっと驚かれることと思います。